ガスコンロが壊れてしまったときにすべきこと
毎日の調理に欠かせないガスコンロですが、使用頻度により突然壊れてしまうということがよくあります。
ガスコンロのメーカーとしては、リンナイ、ノーリツ、パロマといった大手ガス器具メーカーを始めとし、東京ガスなどガス会社が自社メーカーとして販売しているものがあります。
いずれの製品も一般的な寿命は12~15年くらいと言われており、長くても20年くらいで買い替えをした方がよいでしょう。
ただしメーカー側の事情として10年くらいで保守用の部品製造を打ち切るということがあるので、販売から10年を超えた製品がもし故障してしまった場合、必要な部品を手に入れることができなくなってしまっていることもあります。
ガスコンロの故障の初期症状として「火がつかない」「着火後突然消える」「火力の調節ができない」「炎の色がおかしい」「燃焼中異音が聞こえる」といったことが挙げられます。
いよいよ使用不可能なレベルにまで故障が達してしまうと、不完全燃焼による一酸化炭素中毒など事故の危険があるので年数や症状からできるだけ早めに買い換えを検討してください。
買い替えをする場合に困るのが古いガスコンロの処分です。
10年を超えたガスコンロは再利用が難しいため中古で買取をしてもらうのはかなり難しいと言えます。
しかしもし故障した部品が修理可能で、コンロとしての機能が維持できているのであれば売却をすることもできます。
個人で購入をした場合と異なり、ガス会社から勧められて購入した品物の場合、新しいガスコンロを購入するときの下取りに出すこともできます。
他社製のものも新しくコンロを購入するなら引き取ってくれるというガス会社もありますので、故障の時に相談をしてみるというのも方法です。
売却以外のガスコンロの処分方法
もし下取りや中古での買取が叶わないという場合には、居住している自治体の規則に従って適切に処分をしていくことになります。
ガスコンロは小型家電ではないため、処分にはきちんとルールに従って廃棄する必要があります。
一般的には地域の粗大ごみ回収業者に依頼をして引取をしてもらうことになっており、その際には500~600円くらいの処分費用を支払います。
粗大ごみ以外にも、自分で産廃業者に依頼をして引き取ってもらうということもできます。
不用品回収業者の場合、無料で引取をしてくれるところも多く、場所によっては少額ですが買取料を貰える場合もあります。
引越しなどで一度に大量のゴミが出る場合には、こうした不用品回収業者を利用した方が粗大ゴミとしての引取を依頼するよりもお得な場合がありますので近隣のお店の情報を検索してみてください。