捨てるのはもったいない!古い家具類
ここ最近社会問題となっているのが地方の「空き家問題」です。
空き家問題とは築年数が経過した住宅から住民が大量に引越しをすることにより、中に人のいない空き家が地域内に数多く発生してしまうことです。
両親が高齢になったために施設などに引越し実家の処分を任されることになったという人も多く、その場合内部に置かれている家財類も同時に処分をしなくてはならなくなります。
古い家屋の中で使用されている品物も当然古いものが多く、現在の価値観からは粗大ゴミにしか見えないものもあります。
しかしそうした古い家具類も実は中古家具ということで高い評価を受けることもありますので、最初からゴミと決めつけず買取をしてくれるお店を探してみるとよいでしょう。
具体的には古い衣装箪笥や茶箪笥、食器棚、電話台といったようなものです。
古い木製のタンスや棚は重くて頑丈な作りをしていることから洋風の住宅のインテリアに適さず、現在ではほとんど製造されていません。
ですが古い茶箪笥や和箪笥は改めて見るとレトロな雰囲気がある独特の形状をしており、和風のインテリアにおいて雰囲気を決める非常に重要な家具となります。
ネットオークションでもそうした古い木製家具が高値で取引されている例が数多く見かけられており、ただ捨ててしまうのは非常にもったいないと言えます。
キレイに汚れを取りのぞいて出品をすれば10,000~30,000円くらいの価格はついてくれますので、ぜひ価値を蘇らせるという意味で清掃のしなおしをおすすめします。
海外アンティーク家具も根強い人気があります
古い日本家屋だけでなく、洋風住宅の家具類もまた人気のある家具ジャンルです。
いわゆる「アンティーク家具」というもので、正確な定義としては製造から100年以上経過したものを言います。
日本におけるアンティーク家具の中心は大正~昭和初期頃にかけて作られたレトロモダンな雰囲気を持つもので、テーブルやチェストを中心に、食器棚やティーテーブル、ソファーといったものが挙げられます。
この時期はちょうど海外からの文化を参考に国内で多くの建築物が作られていたことから、非常に独特の形状をしているものが多く見られるという特徴があります。
洋風と和風のどちらの雰囲気も持つ不思議なデザインをしているものもあり、珍しいデザインのものはかなりの高値が付けられています。
家具だけでなくクッションやファブリック、茶器、食器、燭台といったようなものもセットで残されているとかなり評価が高くなります。
家具に傷や破損があっても機能がきちんと備わっていれば修理をすることも十分可能なので、ぜひ修繕を依頼して新しい持ち主を探してもらいたいです。