買取が厳しいノンブランドのソファーベッド
ソファーベッドはワンルームマンションなどあまり広くない住宅で生活をする人たちからの人気が高い家具です。
安いものでも数万円、高くなると数十万円もの価格になるのがソファー製品なので、引越しなどで手放す時にはできるだけ高く買い取ってもらいたいことと思います。
ですが元値が高いソファーベッドであっても売却時の状態によってはほとんど買値が付かないか、もしくは引取を拒否されてしまうことがあります。
ソファーベッドの買取価格を最も大きく左右するのは「状態」です。
元値が安いものでもほとんど使用感がなく、布張りやクッションの状態が良ければ十分買取を受けられる可能性があります。
反対にブランド家具であっても傷や破損があるとそれだけで一気に買取値が下がってしまうことになるため、売却をする前には丁寧に清掃をし、目立った傷などがない状態にすることが必要です。
なおソファーベッドに関してはそれぞれのお店によってかなり買取条件が異なるようで、例えば「ネットオークションで購入したものは不可」や「元値が極端に安い廉価ソファーは不可」といった方針が取られていることもあります。
買取を依頼するときには一か所だけではなく、複数のお店で買取をしてくれるか確認して見たほうがよいでしょう。
ネットオークションやフリマを利用する場合の注意
ソファーベッドはどちらかというとあまりお店は引き取りに積極的ではありません。
それは通常のソファーと異なり、ソファーベッドはジョイント部分が多く、クッションなど劣化が起こりやすいからです。
また人によっては直接クッションの上に寝ることを繰り返していることから、クッション内に汗がしみこみやすく、衛生面にも問題があることが多いことがあります。
ぱっと見て劣化具合がわかりにくく、運搬にも高い費用がかかってしまうことから積極的に買取をしたがらないとのです。
そこでもしお店で買取が拒否されたときには、ネットオークションやフリマアプリを通じて個人で売買をすることになります。
個人売買の場合には基本「ノークレーム・ノーリターン」となるため、状態をきちんと説明していればそれで取引を進めることができます。
実際ヤフオクなどでソファーベッドを検索してみるとかなりの数がヒットします。
ですがアウトレットやデッドストックのような未使用品を除き、一般の人が出しているソファーベッドの多くは数千円程度のかなり安値がついています。
よくて数千円程度と相当割引をしなければ取引が成立しません。
これはニトリやIKEAのように安く家具が購入できるお店が増えたことと、大きなソファーベッドは運搬費だけでかなりの金額がかかってしまうためです。