契約終了後のポケットWi-Fiは売れるか
ワイモバイル(旧イーモバイル)で提供している小型のモバイル向けルーターのことを「ポケットWi-Fi」と言います。
もともと小型でWi-Fi通信機器を持ち歩けるサービスを展開し始めたのが当時のイーモバイルであったことから、通信機のことを「ポケットWi-Fi」として商標登録しています。
現在では同様のモバイルWi-Fiルーターが各社から販売されており、ここ近年急激に人気が高まっているUQモバイルの「WiMAX」や、その他の格安SIMが使えるタイプがあります。
これらを全て総称する名称が「モバイルWi-Fiルーター」となっており、最近では販売店や代理店以外ではあまり厳密に会社によって名前の呼び分けをされないケースもあります。
「ポケットWi-Fi」のようなモバイルルーターの買取は、ソフマップなど大手のパソコンショップならどこでも行っています。
ネットには中古のパソコン販売店も多くありますが、現行のSIMカードが使用できるタイプであればすぐに見積もりをとってもらえます。
状態にもよりますが年式やモデルによって買取価格はお店で決められているので、複数のお店でまず時価を確認してみるのがよいでしょう。
なお高く買取をしてもらうには、本体に傷などがなくキレイな状態であるということと、箱や充電器など付属品が全て揃っているということがポイントになります。
当然のことですが売却をする前にはきちんと通信会社との契約が満了していることと、SIMカードが刺さったままになっていないかということを確認しておきましょう。
次々新しい通信方法が登場するので早めの売却がおすすめ
ポケットWi-Fiはスマホや携帯電話をもっと便利に屋外で使用したいという人がかなりの数で新規に契約をしている成長中のジャンルです。
一人暮らしをしている学生などは家電話どころかネット回線の引き込みすらせず、このモバイルルーターだけで自宅のネット環境を整えてしまうということも珍しくありません。
そのためポケットWi-Fiなどのモバイルルーター機器は大変に人気が高く、格安SIMが使用できる端末は中古で頻繁に取引がされています。
その一方で成長中の産業ということでユーザーのニーズに対応してどんどん回線や新通信方式が登場してきているため、比較的新しいモバイルルーターもすぐに陳腐化してしまうこともあります。
普通モバイルルーター契約は2年縛りで行われることが多いため、2年前のモデルが最も多く取引されています。
もし手元に契約が切れたモバイルルーターがあるなら、できるだけ間をおかず早々に中古ショップもしくはオークションに出すようにすることをおすすめします。