ゴエモン、グラディウス、かまいたちの夜など
ここ数年、急激にレトロゲームがブームになってきています。
80~90年代にヒットしたゲームは昔から一定の需要がありましたが、ここ最近になってYouTubeなどゲーム実況をする人気配信者が出てきたことにより、一気に人気が出たという印象です。
なおレトロゲームブームは日本だけでなく、海外で高く評価をされています。
そのためレトロゲームは骨董品としての価値だけでなく、実際にこれから遊んで楽しみたいという人から高額で取引されていたりします。
中でも当時に大ヒットをしたタイトルのいくつかは、現在でも1万円以上で買取をされるようなプレミアゲームソフトとなっています。
高額取引の例を挙げていくと、「傑作選!頑張れゴエモン1・2ゆき姫とマッギネス(箱・説明書付9100円~)」「グラディウス ジェネレーション(箱・説明書付5400円~)」「かまいたちの夜アドバンス(箱・説明書付3349円~)」といったようなものです。
他にも当時はそれほど大ヒットというわけではなかったものの、そのゲーム性が後に高く評価されるようになったものなども高値が付きやすくなっています。
高値がつきやすい他のソフトとして、ファミコンなら「聖剣伝説リックル」や「熱血すとりーとバスケット」、スーパーファミコンなら「ごきんじょ冒険隊」や「ファイナルファイトタフ」「鋼HAGANE」などが挙げられます。
マニアックなハードの人気ソフトも高値がつきやすい
プレミアゲームソフトは、ソフトだけの価値に加えてハードのマニアックさも関係してきます。
90年代はゲーム最盛期ということもあり、現在は既にない会社からマニアックなハードが販売されていたりもしました。
特に現在珍しい存在となっているものとして、NEOGEOやPCエンジンエンジン、メガドライブ、ニンテンドーディスクシステムといったようなものがあります。
これらは生産数自体がファミコンやスーパーファミコン、PlayStationと比べてかなり少なめであったことから、現在では手に入れることが大変困難になっています。
そうした入手が難しいゲーム機は、動作がしなくても修理可能な状態になっていれば高値で買取をしてくれることもあります。
特にメガドライブは、今振り返ると名作と言われるようなソフトがかなり数多くあり、子供の時にはハードが高くて購入できなかったという人も多いことから、入手需要は相当高くなっています。
販売当時からソフトの価格も高かったので、買取価格も相対的に高めになっているようです。
貴重な時代を代表するゲーム機ですので、もし実家の押入れなどに眠っているようなら早めに中古で買取をしてもらうと良いでしょう。